mataponの節約生活研究所:【食品】安価で栄養豊富な 干しエビで健康的に節約(干しエビの栄養素とは?)

干しエビは、カルシウムが豊富に含まれる食品として知られ、色んなものにふりかけて食べられるので便利です。

スーパーなどで安価で販売されており、長期保存もできるので買い置きしておくことができます。

こうした理由で、個人的に購入頻度の高い食品なのですが、栄養素や効能については よく知りません。

そこで、この機会に干しエビについての知識をまとめておきたいと思います。


消費者としての感想

利点

干しエビの利点は以下の通りです。

・安価:基本的に100円以下で販売されている(業務スーパーは特に安い)
・長期保存可能:未開封の場合、3~6ヶ月程度の保存ができる
・用途が多彩:様々な料理に使える
・栄養豊富:カルシウムなどのミネラルが豊富

用途(調理法)

干しエビの主な用途は以下の通りです。

・薬味:冷奴や麺類の薬味として使う
・具材:チャーハンなどの炒め物として使う
・トッピング:ご飯やパスタなどのフリカケとして使う
・栄養補助:カップ麺などの栄養補助として使う

応用(工夫)

干しエビは以下のような応用ができます。

・汁物の具:ダシや具材になる
・その他:炊き込みご飯を炊く時に混ぜて使う

干しエビの情報

基本情報

干しエビの基本情報は以下の通りです。

・カロリー:16kcal(大さじ一杯7g)
・適  量:10g程度(大さじ1.5杯程度)
・保存方法:冷暗所(未開封)、密閉して冷蔵(開封後)
・保存期間:3ヶ月~半年(未開封)、開封後(1ヶ月程度)
・備  考:開封後は劣化して風味が落ちていくが、冷暗所保存でも食べられる

参考サイト:nanapi

栄養素

干しエビの主な栄養素は以下の通りです。

【三大栄養素】

・タンパク質:筋肉・骨・皮膚などを作り、エネルギー源としても働く重要な成分
・脂質:体を動かすエネルギー源で 脂肪を蓄えたり、細胞膜・血液・ホルモンの材料となったりする成分

【ビタミン】

・ビタミンA:視機能改善・粘膜や皮膚の健康保持・動脈硬化予防・ガン予防などの作用がある
・ビタミンE:コレステロールを減らし、血行を良くする
・ビタミンB1:ビタミンB群の一種で、疲労回復や神経の機能保持などの作用がある
・ビタミンB2:ビタミンB群の一種で、脂肪燃焼や新陳代謝促進など発育・美容に関わる作用がある
・ナイアシン:ビタミンB群の一種で、粘膜や皮膚を健康保持・二日酔い防止・血行促進などの作用がある
・ビタミンB6:ビタミンB群の一種で、タンパク質の分解・合成補助・皮膚や粘膜の健康維持などの作用がある
・ビタミンB12:ビタミンB群の一種で、貧血予防・神経の機能保持・睡眠促進などの作用がある
・パントテン酸:ビタミンB群の一種で、ストレス緩和・動脈硬化予防・ヘアケアなどの作用がある
・葉酸:ビタミンB群の一種で、成長促進・貧血予防・動脈硬化予防・脳機能改善などの作用がある

【ミネラル】

・ナトリウム:細胞の機能維持・神経の機能維持・筋肉の収縮・弛緩の働きを保つという作用がある
・カリウム:血圧を下げて、筋肉や心筋の活動を正常に保つ
・カルシウム:骨を太くし、健康に保つ効果がある
・マグネシウム:カルシウムと密接な関わりがあり、骨や歯の形成に必要な栄養素とされる
・リン:骨や歯を形成や、エネルギー貯蓄の作用がある
・鉄:赤血球を構成する成分で、貧血予防や疲労回復などの作用がある
・銅:貧血予防・免疫力向上・動脈硬化予防・成長促進・ヘアケアなどの作用がある
・亜鉛:味覚の機能維持・成長促進・抜毛予防・生殖機能維持・二日酔い防止などの作用がある
・マンガン:骨や皮膚の形成・神経の機能維持・肉体の酸化防止・代謝機能維持などの作用がある

参考サイト:カロリーSlism

期待できる健康効果

干しエビの健康効果は以下の通りです。

・骨の健康維持(カルシウム)
・動脈硬化・便秘予防(アスタキサンチン)
・疲労回復効果(タウリン)

参考サイト:栄養健康サイトティーエフケイ

過剰摂取の副作用

干しエビの副作用は以下の通りです。

・痛風の危険性:プリン体が豊富に含まれているため、過剰摂取し続けると痛風になることも

備考

干しエビの備考をまとめておきます。
【干しエビの予備知識】

・概要:小エビ(アカエビ・ヨシエビ・サクラエビなど)の素干し
・生産:日本、中国、台湾、ベトナム・フィリピンほか

【干しエビの豆知識】

・カルシウム・銅が豊富