mataponの節約生活研究所:【検証】腕時計の電池交換は自分でできるのか?(はめ込み式での検証)

100円ショップには 腕時計の電池交換グッズ が数種類 販売されています。

そこで、これを利用して「腕時計の電池交換は自分でできるのか?」について検証してみました。


概要


腕時計の裏ブタの種類


mataponの節約生活研究所:腕時計の電池交換は自分でできるのか?(はめ込み式での検証)
はめ込み式
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ねじ込み式
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ネジ止め式

まず、腕時計の裏ブタには以下のような種類があります。

・はめ込み式(スナップバック)
・ねじ込み式(スクリューバック)
・ネジ止め式(ビス止め式)

検証に使用した腕時計のタイプ


自分が持っている腕時計の裏ブタを確認したところ、ほとんどが「はめ込み式(スナップバック)」でした。

そのため、今回は「はめ込み式」での検証結果をまとめていきます。

なお、検証に使用した腕時計は以下の3本です。

1.ドンキホーテで購入した千円程度の腕時計
2.謀ストリートブランドの数千円の腕時計
3.オーダーメイドの数万円の腕時計

用意したアイテム


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はめ込み式フタ用工具

作業に使用したアイテムは以下の通りです。

【購入したアイテム】

・はめ込み式フタ用工具(200円)
・時計用電池(100円)

【使用したアイテム】

・ピンセット

実践と結果


作業方法


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上記のアイテムを使用した作業方法を簡潔にまとめます。

1.時計の動力を切る(ピンを引いてスイッチを切る)
2.はめ込み式の裏ブタのやや浮いている部分に工具を差し込んでフタを外す
3.ピンセットで中フタを外す(時計によって仕様が異なる)
4.ピンセットで電池を外す(下からすくい上げるように取り外す)
5.新しい電池を取り付ける
6.時計の動力を入れて、秒針が動いているかを確認する
7.中ブタを戻し、裏ブタをはめ込んで取り付ける

Youtubeなど動画資料を参考にすると分かりやすい

検証結果


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腕時計の電池交換は自分でできるのか?」という件について、その結果は「可能である」と言えます。

しかし、検証に使用した時計の内、1本は破損させてしまいました。

ですが、その他の2本については成功し、その結果 通常1000円程度かかるコストが100円程度で済みました。

よって、これについては予め結果を予測し、自己責任で行うことが重要だと思います。

注意事項



上記の作業における注意事項は以下の通りです。

・電池の種類はマチマチである(開けてみなければ分からないことが多い)
・裏ブタは外すより、はめ込む方が難しい(はめ込みに専用工具が必要な場合がある)

まとめ


失敗談


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上記の時計の内、失敗したものは「オーダーメイドの数万円の腕時計」でした。

どこで失敗したのかというと、最後の「裏ブタのはめ込み作業」です。

その他のものは裏ブタが簡単に閉まりましたが、オーダーメイドのものはどう足掻いても閉まりません。

指では無理だと思い、ペンチにビニールテープを巻いて挟んでみても無理でした。

そこで、フタの片側をペンチで固定して、浮いた部分を噛んで押し込もうとしたところ、風防(ガラス)が割れました。

かれこれ7~8年愛用した お気に入りのものだったのですが、破損して非常に残念な思いをしました。

こうした失敗談を以って、裏ブタが閉まらない場合の対処法をまとめておきたいと思います。

【裏ブタが閉まらない場合の対処法】

・指を使ってもハメられない場合は潔く諦めること
・分解したパーツを小袋にまとめておくこと
・分解したパーツを時計店などに持ち込んで、改めて電池交換を頼むこと

裏ブタ閉め機について


失敗経験を以って色々調べてみると、裏ブタを閉めるための「裏ブタ閉め機」なるものがあることが分かりました。

この裏ブタ閉め機は1500円程度と高価ではないものの、通販ぐらいでしか購入できないようです。

なお、裏ブタについて、厳重に閉じられているような感じのものほどハマり辛い傾向にあると思われます。

メリット・デメリット



今回の件についてのメリットデメリットをまとめました。

【メリット】

・交換する場所や時間を選ばない
・電池交換のコストが10%程度に抑えられる
・一度 電池交換した時計については、今後は自力で交換可能(ただし、メンテナンスは受けられない)
・電池交換の技術が身に付くため、それなりに応用が利く

【デメリット】

・失敗した場合、取り返しのつかないことになる場合もある(失敗談を参照)
・メーカーの無料保証が受けられなくなるらしい

【諸注意まとめ】

・事前に電池の種類を確認しておくこと
・新品の時計では行わないこと
・高価な時計では行わないこと
・まずは使い古した時計で試してみること